パチ屋には様々な
KITIGAI奇人が存在する。
ハマりのせいで頭がおかしくなったのか?
それとも元からの
パッパラパーなのか…?
それは我々の知るところではない。
このパチ屋奇人列伝では、そういった人種を紹介していこうと思う。
シリーズ化出来るほどネタは無いかもしれないけど、一応PartⅠってことで。
~KT(キチ)-Person No.1~
『怪奇 スウィング男』
俺のよく行くホール(学校が休みの間はほとんど行ってないが)に
どう見てもサラリーマンでは無さそうな無職っぽい50過ぎぐらいの
オッサンが出没する。
大体いつも同じ、よれよれの柄シャツ
脇に抱えてもつタイプのバッグ(オッサンがよく使うアレ)
細めた目、八の字眉毛を引っさげて、歩きタバコをしながらホールを徘徊
彼はちょっと古いタイプの沖スロを好み
たまに番長や秘法伝なんかも打っているのを見かける。
そして本題のスウィング男とは何か・・?
今の一般的なスロット台は大体こんな風になっている。
そして彼が打つ台を見つけ、コインサンドにお札を入れ、コインが出てくる。
出てきたコインを投入口に何枚か入れたあと、スウィング男は
右腕を『∞』の字型にブン回して
レバーを叩くのだ!
図解にするとこうなる。
① コイン投入
② 右側に大きく膨らんでレバーめがけて急降下
③ レバーを叩いた後手首のスナップを利用して方向変換、そのままボタン3つを停止
④ MAXベット⇒①へ戻る
通常時はもっぱらこの打法だ。
彼が左隣に座ってしまうと、笑ってしまうのは不可避な上
この上なくうっとうしい。
そしてレア子役(スイカやチェリー)等の告知が来るとこれまたすごい。
リールから20cmぐらいの距離にまで顔を近づけ
ものすごい形相でリールを睨み付ける。
そして顔が上下しているのでタイミングを計っているのがものすごくわかりやすい。
でもたまに失敗してる。
そんなスウィング男が勝っているのをほとんど見かけないのだが
彼の軍資金はいったいどこから出ているのか…
なぜそんな打法なのか…
謎は尽きない。
台の図にレバー書くの忘れたw