昨日自転車で駅から家に帰っている時の事でした。
駅の駐輪場から、600m程の直線が続くので
大体いつも15~20km/hぐらいのスピードで直線を駆け抜けています。
そして幹線道路脇にあるモスバーガーを左折する為に減速し、左折。
減速した分を再加速しようと、ダンシングでペダルをグッと踏み込んだ瞬間
『ガチンッ!』
「!?」
急にペダルを踏み込む感触が無くなり、フッと地面に落ちる感覚。
どうやら思いっきり踏み込んだせいでチェーンが外れてしまったようです。
(ちなみにレッグプレス200kg超えてます)
「やばい・・っ!」と反射的に地面に靴を押し付けて、なんとかブレーキング。
車道じゃなかったのが、不幸中の幸いでした。
とりあえず自転車を脇に停めて、サンデーの広告ページを破り
チェーンの取り付け作業にかかってみるも、なかなか思うようにはいかず(´・ω・`)
『ここをこうしてー…あそこにひっかけてー…』と試行錯誤していたら
20代ぐらいの男性が現れ、「どないしたんですか?」と声を掛けてくれました。
事情を説明すると、「あぁ、それやったらやりましょか^^」とのお言葉。
正直困っていたので、ありがたくご厚意に甘えることにw
最初はそのままチェーンを引っ張ってつけようとしていたようですが
カバーが邪魔だったようで、おもむろにカバンから十徳ナイフのような
簡易工具を取り出し、ドライバーでカバーを外してから、手際よくチェーンをつけてくれました。
『何で工具(十徳ナイフ)なんか持ち歩くんだろう…』と思っていた方も
いらっしゃるかと思いますが、こういう時に活用する為だったんですね!
「すいません本当、何から何までやってもらって、ほんまに助かりました。」
「いえいえ、これチェーン緩んでるみたいやから、早めに自転車屋いったほうがいいですよ^^」
「ほんじゃ気ぃつけて!」
「はい、ありがとうございました!」
なんというイケメン…^p^
いずれ仕事で
リュックサックに革手袋の不審者に職務質問して
十徳ナイフとかが出てきても、逮捕とかはしないでおこうと心に誓い
家路についたのでした。